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先送りに・・・

昨日の自民党税制調査会にて、相続税の課税方式をめぐる相続税の抜本改正論議が先送りとなった。

今日は相続税の課税方式について書いてみたいと思います。

お堅いお話が続きますが、女性税理士masamiの勝手気ままな税金教室くらいのものと軽~~く眺めていって下さいね~。

さて、

現行の課税方式は、法定相続分課税と言われているもので、民法で定められた法定相続分(相続人の構成によってその割合は違ってきています)に応じ計算するという方式です。

その計算は・・

各取得者の税額を、まず遺産の総額が法定相続分どおりに分割・取得されたとして全体の総相続税額を算定します。

次ぎに、それを各取得者の実際の取得財産により按分することで、計算し各相続人の税金を決定していくのです。

この方式の何が問題なのか????何で見直しが必要なのか???

そう、問題点があるのです。

いくつか挙げてみます。

①現行制度のもとでは、視点が被相続人(亡くなった方)の遺産にあります。すべての相続    財産の把握が絶対条件であり、仮にどこかで申告漏れがあると取得者でなない無関係な取得者にも追徴金が課されてしまうこと。

②相続税法には、様々な特例措置が設けられており(例えば居住地や事業用地には減額が一定の条件の下で認められている)一定の割合が遺産から控除されるのです。実際に取得者でない他の相続人等の税額も軽減されていること。

③現行制度には、基礎控除と言われる非課税枠が設けられているがその中の定額控除(5,000万円)があるのです。これはケース(相続には十人十色のケースがあります)が違っても皆様に共通する金額です。

っで何が問題かといえば、逆に同額の財産を取得したとして、法定相続人の数などによって税額が異なってくるのです。本来おかしな話だと思うのです。公平性に問題があるのではないのかと思ってしまいます。

税制は世の中を反映しています。

特に相続税は。

現行の問題点を考慮し今回見直そうとしているのは、遺産取得課税方式と言われるものなのです。

わかりやすく言えば、各取得者の税額をそれぞれ個々人が、実際に取得した財産の金額に応じて各自が個別に計算していくということです。

結果どういう効果が期待されるのでしょうか?

シンプルになります。何が?

自分の取得した財産のみによって税額を計算し、申告するのでわかりやすい。それに他の取得者の取得状況・申告状況などに影響を受けない。

と、こんなイメージなのですが・・・・

こんな簡単にはいかないだろうなぁぁ・・・・

税制改正にはその背景を読まないといけないものである。

何故にしてこのような改正が行われるのか

という視点を忘れずに、今後も実務に取り組んでまいります!

ではまた。

あっ!またまた忘れましたが・・・上記の意見はあくまで私見にすぎませんので。。。。

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コメント

 はいさい。
 武蔵は(?)
 「子孫に美田を残さず」という格言を残しています。
 下手に財産を残すと、努力しなくなるから。という意味だとおもいますが、
 今の時代の税制の仕組みを見ると
この格言が別の意味で適用できそうですね。(笑)

む〜。
ムズカシイですね。
やっぱりこういうことはプロにご相談するに限るんですね〜(^-^)

なるほど。
そうなってるんですね~
やっぱり、教えてもらうのって大切です。
分りにくいですよね・・・素人は・・・

masamiさん!おはようございます!!
昔と違って、家長制度が薄れてきて
家の概念が希薄になっているにもかかわらず
財産分与ではしっかり残っているもんだから
知らない間に追徴課税される可能性が
あるんですね~

もぅ一親等以外は全く分かりませんからね~
相続税ってどこまでかかるんですかね~?

親の兄弟とか良く分かってなかったりします。。

時代に合わせた法律が必要になりますね~
財産分与って考えるだけでも
おっくうです。。

こうゆう話は苦手で・・・

おはようございます。
この手の問題は、景気にも左右されるかのように難解不可思議に思えてなりませぬ。

と言っても、ただいま正に取り扱い中!

不動産に係わる宅地認定に関して弁護士も
交えて検討しておりました。。。(疲)

草次郎さん こんばんは~
財産はもらって当然という意識でなく、ありがたく頂戴するという意識が大切だと思います。

花の手帖さん こんばんは。
すみません。ややこしくて・・・
コメントありがとうございます♪

ハナさん こんばんは。
わかりますか?
読んでくださってありがとうございます。

優希さん こんばんは。
相続税は、民法の規定で相続人・相続権が決まっています。
相続人は、配偶者や子がいればそこで留まりますが、子や親など直系親族がいない場合は傍系(兄弟や兄弟の子など)へいく場合があります。
亡くなった方の親族関係で、相続権の範囲は決まっていきます。相続税はすべての人に課税されるわけではありませんが、相続権の問題があるため複雑です。
権利には義務もついてワンセットなのです。

がらさん こんばんは。
その後進んでいらっしゃいますか?
譲り合って解決できたらいいですね。

Tamirinさん こんばんは。
無理しないでくださいね。
取っつきにくいテーマの時は通過しちゃって構いませんから。
コメントありがとうございます♪

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